【20代後半の転職活動】企業が価値を感じる第二新卒募集とは | イチナビ転職エージェント

【20代後半の転職活動】企業が価値を感じる第二新卒募集とは|ベル・キャリアファーストナビ

近年、企業は第一新卒だけでなく第二新卒も積極的に採用を始めています。
この記事では第二新卒採用とはなにか、応募するメリットにはどんなものがあるのかなどをご紹介します。

目次

・第二新卒採用とは
・第二新卒募集求人に応募するメリット
・第二新卒に求められること
・第二新卒は再スタートを切るのに最適な立場

第二新卒採用とは

第二新卒とは学校を卒業したあと、いったん就職をしたが数年の内に離職し、転職活動をする人のことをいいます。
一般的には卒業後1~3年で転職をする20代後半の人のことです。
新卒と違うのは「短期間でも社会人経験がある」という点です。
新卒と、スキルや経験のある社会人との中間に置かれることもあります。
ただし第二新卒を募集する企業によって定義が異なるため、募集要項をしっかり確認することが大切です。
似た言葉に「既卒」がありますが、こちらは卒業後に1度も就職したことがない場合のことを指します。

第二新卒のニーズは増えている

近年多くの企業が第二新卒の採用に積極的になっています。
大手転職サイトの調査によると約6割強の企業が、第二新卒の採用に「積極的」との回答をしています。
その理由は「入社意欲の高さ」が約4割で最も高く結果となっています。
第二新卒で入社しようとしている人の多くは入社意欲が高いため、企業のニーズにマッチしていると考えられます。
また即戦力とまではいかなくても、基本的なビジネスマナーを身に着けているので採用後の育成が楽なことも挙げられます。

企業が第二新卒を求める理由

近年は「新卒の約3割が3年以内に辞めてしまう」といわれており、第二新卒にあたる世代はどこも人手不足となっています。
そのため多くの企業が、第二新卒世代を採用したいと考えているほか、社会人経験が少ないというのは、逆に柔軟性に優れているということでもあります。
企業風土に染まりやすく、育成しやすいというのも企業にとってメリットなのです。
以上のことから通常の転職よりも第二新卒世代は採用基準が低いともいわれています。
特別なスキルや経験がなくても、転職や未経験の業種へのキャリアチェンジが向いているのが第二新卒採用といえます。

第二新卒募集求人に応募するメリット

本項では、第二新卒募集求人に応募するメリットにはどのようなものが考えられるのかをご紹介します。

大企業や優良企業に入りやすい

現在、多くの企業が第二新卒の採用に積極的です。
特に若手を積極的に採用している企業には評価されやすく、大企業や優良企業にも入りやすいでしょう。
第二新卒採用は新卒採用と選考基準が異なることも多いため、憧れていた企業に再挑戦することもできます。

未経験の業種・職種にチャレンジしやすい

第二新卒で募集している場合、経験よりもやる気や将来性を評価されることも多いです。
そのため経験者でなくても採用されるケースが増えています。未経験であっても、やる気を自分の強みとして上手にアピールすることで、希望の企業に採用されることも少なくありません。
年齢的に別業界・別職種に挑戦するリスクが少ないので、チャレンジしやすいでしょう。

ミスマッチが起こりにくい

一度社会人としての経験がある分、新卒の時よりも就職に関する心構えや希望する企業の探し方などに慣れています。
そのため「入社したけど希望していたものとは違う」というミスマッチが起こりにくくなります。ベル・キャリアファーストナビなどの転職支援サービスを活用すれば、担当者からも企業の情報を聞くことができますので、入社後に「こんなはずじゃなかった」ということが起こりにくいです。

第二新卒に求められること

企業が第二新卒に求めているのは、スキルや経験よりも、ポテンシャルや将来性、熱意です。
転職市場では一般的にスキルや経験が重視されますが、その中でも第二新卒はハードルが低いといわれています。
資格やスキルなどが不要というわけではありませんが、それよりも社会的としての基本的マナーや立ち居振る舞いなどが求められることが多いです。
加えて、入社後に活躍してもらえる潜在能力が求められています。
そのため面接で自分の知識やスキルを強くアピールしても、あまり効力がないことも多いです。

上司とのコミュニケーションは業務の一つ

会社での円滑なコミュニケーションは仕事をする上でとても大切です。
まずは当たり障りのない話題から始めて相手の反応をうかがってみてはいがでしょうか。少しずつ会話が増えていくことで、自然とコミュニケーションがとりやすくなり、仕事にも好影響があらわれることでしょう。